プラント
初めてのバンドはレッドツェッペリンのコピーバンドでした。自分の持ち場はギターだったのですが、当時からジミー・ペイジはプレイもルックスもあまり好きではなく、ボーカルのロバート・プラントが推しメンでした。髪型もロバート・プラントにしたくってチリチリパーマをかけたりしたのですが、固めの毛量多めでしたので、まるでオバちゃんのような見た目でした。この年になってようやく髪に腰がなくなり、毛量も少し減って、くるくるパーマがわりと決まるようになってうれしく思っています。以前から情報はありましたが、この26日にとうとうツェッペリンのドキュメンタリー映画が公開になります。パーマをよりいっそうクルクルにかけなおして見に行きたいなと思っています。
閑話休題。先日大量の茄子(エッグ・プラント)をいただくことがありまして、併せて家人が所用で家を一日中空ける機会があり、たいへん久しぶりに台所に立ってみました。こしらえたのは以下です。
<なすのいなかふう>
・材料
なす中6本ぐらい(たぶん400gぐらいになります)、サラダ油カップ 1/2、水カップ 2/3、しょうゆ 25g
・つくりかた
① なすを乱切りにします。
② ①を鍋に入れて、サラダ油を全部加えて中火で炒めます。途中ふたをして蒸すようにするといいです。
③ 全体に油を吸って薄く焼き色がついたら水としょうゆを入れます。
④ 水分がほぼ蒸発するまでそのまま煮ます。
これだけです。なんの技術も必要ありません。他と違うといえば、カップ 1/2 のサラダ油というと料理の心得のある人が見ればちょっとびっくりする量になるのですが、臆さずに全量放り込むことぐらいでしょうか。煮詰めていく最中にはなんともよい香りがするものです。昔、夕刻帰り道に近所の家先からただよってきたあれです。出来上がりは酒によし、飯によし、なんでこれだけでこんな風味になるのかと驚くばかりです。ぜひやってみてください。出典は「おそうざい十二ヵ月」暮らしの手帳から出た古典です。自分は Kindle 版しか持ってないので今日は画像なしです。
ちなみに映画の方はこちら https://zep-movie.com/